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うつ病に頑張りなさいは禁句

2021.06.11 | Category: うつ病

うつ病では体重の減少や不眠、気力減退、思考力低下、性的関心の消失等様々な症状を伴いますが、一番注意する事は自殺です。うつ病は職場や家庭での対人関係、引っ越し、進学、昇進等生活の変化等が過剰ストレスとなって心身を蝕む事で引き起こされます。また真面目で几帳面、責任感が強い、仕事熱心な完全癖といった性格の人はストレスをまともに受けてうつ病になりやすいと言えます。うつ病は休養が必要ですが、この様な性格の人は、どうしてうつ病になったのか、早くこの状態から抜け出したいと焦り苦しんでいます。更に何事に対しても意欲がなく、無価値感や罪責感に悩まされ、「死にたい」とか、「自分は必要がない人間」と強く感じ、自殺をほのめかす自殺念慮が強くなります。この状態の人には不用意な対応をしないことが大切です。例えば突然、会社や学校を辞めたいといった決断をしてしまう場合がありますが、大きな決断は現時点ではしないようにアドバイスするべきです。また、励ましの言葉は更に苦しめます。「がんばりなさい。」「一日も早く良くなれ」「怠けているんじゃないか」等の言葉はタブーです。接する時は気持ちを推し図って、共感を持って対応する事が大切です。焦りの強い人には「早く治そうと焦らないでゆっくり治して行こう」と気持ちに余裕を与えたり、また思い悩んでいる人にはこの様な状態になって大変ですね」と共感してから、「うつ病は必ず治る病気ですから」と安心させる事です。自殺は衝動的に実行される事があるので、専門医に早く受診させる事が大切です。


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