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胃がんと健康食品

2021.06.10 | Category: がん

健康食品といわれるものはすっかり浸透していますが、「がんに効く」とか「がんから生還した」等のうたい文句は藁をもすがる気持ちを掻き立てます。

多くの医師は健康食品に対して好意的ではない様で、あからさまに反対はしなくても治療として認めることはないので、医師に言わずに飲み続ける事も多い様です。

健康食品を用いる事のメリットは、・免疫力を上げて自然治権力を高める事、・放射線や抗がん剤等の副作用を和らげる事、・再発を予防する事、等で、がんその物を抑える効果の人に対するエピデンス(科学的根拠)が確立されているものは現在はありません。

とはいえ、がん患者のほとんどは何かしらの健康食品を飲んでいるとみられており、弱みにつけ込んだ詐欺まがいの製品も多く、玉石混淆の商品である事は事実です。

高いから効果も高いというものでもなく、確かな製品を選ぶ目と用い方に注意が必要です。

まず成分分折表が手に入るか、問い合わせに答えるか、領収書がもらえるかなどがメーカーを選ぶ際の目安になります。

また用いる場合、その健康食品がどの点に特徴があるのかを納得して用いる事が大切です。

つまり同じ作用の物を複数併用したりせず、作用の違うものを組み合わせる事が合理的といえます。

例えば免疫を高めるもの(AHCC、アガリクス、メシマコブ、乳酸菌エキス等)、血管新生を抑制するもの(サメ軟骨等)、アポトーシスを促すもの(フコイダイン等)等の作用を考えて目的とするものを用います。

また副作用もゼロでは無いので健康食品だからと過信するのも禁物です。


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