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5年生存率

2021.04.24 | Category: がん

癌が治ったかどうかは、治療してから5年間生存したかどうかで判断されます。

5年というのはその間に再発しなければ、その後の再発の可能性が少なくなるからです。

癌は発生部位や癌細胞の性質によって生存率に大きな違いがありますが、5年生存率では乳癌の90%を最高に、子宮体癌85%、他に喉頭癌78%、膀胱癌76%が比較的生存率が高く、結腸癌73%、直腸癌73%、胃癌70%いずれもステージⅣで大幅に低下します。

ですが多くの人が治る可能性が出て来たと言えます。これらは検診等で比較的早い時期に発見が出来る為に生存率が高くなった為とみられます。

卵巣癌、リンパ腫等の治癒率は40%以下です。全体では治療成績は向上していて、癌全体の5年生存率の平均が1997年は61.7%だったのが2005年では68.0%に向上しています。

特に乳癌、胃癌、結腸癌、直腸癌、白血病では治癒率の向上が目ざましいので生存率が上がっています。

ただし治癒率は癌のステージによって大きく違ってくるのは言うまでもありません。

早期の癌は小さいだけで無く、悪性度も低い事が多いので、とにかく早期発見が生死の分かれ目となります。

生存率が高いとされている癌でもステージⅢ、Ⅳの進行癌では生存率は極端に低くなります。

更に依然として生存率が低いのは、膵臓癌6.8%、肝臓癌32.1%、胆のう癌27.0%、肺癌40.6%、食道癌38.4%で、早期発見もし難く、5年生存率が低めの数値を示しています。


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