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風邪薬の飲み方

2021.02.26 | Category: かぜ

風邪をひいた時の発熱は身体に対する警戒信号と防御作用で、各種免疫系に緊急体制を敷く為に必要で、発熱して直ぐ解熱剤を使用するのは望ましくありません。

鎮痛・解熱剤を安易に使うと風邪をかえって長引かせるので、使用するなら38度以上の熱が続いて食欲が無い時とか、身体中が痛むと言う場合です。

子供は高熱が続くと熱性痙攣が心配なので、身体を冷やしつつ様子を見て、38.5度を越えて苦しそうであれば1回限りの頓服の様に使用するのが安全です。

よく使われるアスピリン(バファリンを含む)はインフルエンザや水痘の時に使うと、小児の脳症と肝臓の脂肪変性を起こすライ症候群という危険な病気を発症させる事があるので注意が必要です。

A群β溶運菌による扁桃炎の場合、喉の痛みや高熱が出てから全身の皮膚に化膿が起きるまで悪化すると、リウマチ熱や急性糸球体腎炎になる事があるので、直ちに抗生物質を使用しなければなりません。

また喘息や肺気腫・過去に肺結核の持病のある人・心臓病や糖尿病のある人・リウマチなどでステロイド剤を使っている人等は細菌感染を起こしやすいので、風邪が治っても体調を見ながら抗生物質を続ける必要があります。

高齢者では他の病気で出されている薬との相互作用が問題です。総合感冒薬の中に含まれている気管支拡張剤には血圧を上げる物があり、副交感神経遮断剤では尿閉が起こります。

高齢者は代謝能力が低下していて薬の体内滞留時間が長く、血中濃度が高くなり、思わぬ副作用が起こるので注意が必要です。


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