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うつ病身体の好発部位と症状

2020.12.19 | Category: うつ病

うつ病は気分障害が顕著ですが、それに伴って全身の身体症状として倦怠感、睡眠障害、食欲不振、性欲減退、月経不順等がよく見られます。

また不定愁訴が最も出現しやすい部位として、頭部、頚部、腹部、胸部が挙げられます。頭部では睡眠障害、頭重、頭痛、頭部圧迫等です。

また、めまい、立ち眩み、目の前が暗くなる等もあります。腹部では、主に胃腸に関するもので、食欲不振、吐気、嘔吐、腹部膨満感、胃部停滞感、ガス貯留、便秘、腹部不快感、季肋下部痛等です。

胸部では、頻脈、心悸亢進、狭心症様疼痛、胸部圧迫感、絞め付け感等です。また上部では喉頭部緊迫感、呼吸困難感、窒息感、狭窄感等がみられます。

また、頚部に関しては、突っ張り感、コリ感、パレステジー(異常感覚)等が多く、肩周辺にも及び特に後頭部の重圧感や突っ張り感がよくあります。

これ以外にも、全身性の症状があり、目や耳の障害、上肢と下肢には神経痛、筋肉痛、関節痛、末梢のしびれやパレステジー(異常感覚)、冷然、ほてり感等もあります。

この事からもうつ病では、全身性の症状があり、更に消化器症状、次いで循環器症状が多く出現する事がうかがわれます。

言い換えればこれらは自律神経機能の不調と内分泌系の障害がうつ痢の随伴症状として表れるといえます。

ただ、治療院に来院する患者さんの中には肩こり等の身体症状が主訴である場合が多く、細かく問診すると上記の様々な症状を持っている事で仮面うつ痢や軽症うつ痢患者である事が明らかになる事があります。

また神経症の患者さんも似たような症状が伴いますが、その違いはうつ病の患者さんより多数の症状を饒舌に訴える事が特徴です。


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