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アトピー性皮膚炎

2020.11.24 | Category: アレルギー

アトピー性皮膚炎は以前は「乳幼児に起こる皮膚湿疹」と言う捉え方がされてました。日本皮膚科学会は「アトピー性皮膚炎は、増悪・寛解を繰り返す、搔痒のある湿疹を主病変とする疾患」と定義し、患者の多くがlgE抗体を産生しやすい体質を持ち、家族にアレルギーを持つ人がいるというアトピー素因を持っています。

アトピー性皮膚炎はしばしば他の湿疹と見分けが付きませんが、①年齢と共に湿疹の現れる部位が変化する②左右対称性に見られる③強い疹みが皮疹出現前に起こる、といった特徴があります。

この左右対称性に見られるという特徴は、他の皮膚炎と異なり、アトピー性皮膚炎に体質や遺伝的素因が関与している事を示しています。多くは小学校高学年になると自然に良くなるのですが、最近では思春期以降に持ち越す例が増えています。

また年齢によって原因アレルゲンは異なり、腸管の発育が未熟な0~3才までは食物アレルゲンの影響を強く受け、4才以降はダニやカビなどの環境アレルゲンが主な原因といわれます。

治療法には原因アレルゲンの除去療法や減感作療法や薬物療法以外にも、体質改善法や民間療法まで実に様々な治療法があり、それだけに根治の難しいアレルギー疾患だと言えます。

食品添加物とアレルギー現在使われている食品添加物は約850種、その中で合成食品添加物は約350種ですが、ある種の合成食品添加物はじんましん、鼻炎、気管支炎、浮腫等のアレルギーを起こす事が知られています。

合成添加物でなぜアレルギーが起こるのか詳しいことは別っていませんが、lgE抗体が増える為では無い様です。と言う事は、アトピー素因を持つ、持たないにかかわらず起こりえると言う事を意味します。

アスピリンや非ステロイド系抗炎症剤によるアレルギーを持つ人は安息香酸ナトリウムやパラオキシン安息香酸エステル類、黄色4号によって喘息が誘発される事がある事からすると、添加物によるアレルギーはアスピリン感受性のたぐいだと見てよい様です。

アスピリン感受性は家族内発症は余り無いので、遺伝的要因はないと考えられます。
特に要注意の合成添加物
保存料: 安息香酸ナトリュウム パラオキシン安息香酸エステル贈(パラペン)
酸化防止剤:亜硫酸水素ナトリュウム
着色科:黄色4号,赤色102号
調味料:L・グルタミン酸ナトリュウム


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