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脳の委縮は怖く無い

2020.11.14 | Category: 老化,

神経細胞は1日に10万個死滅していると言います。確かに私達の脳の重さは20才代で最大になり、それ以降減少しています。しかし50才代までは非常に僅かな減少であり、それ以降は急激に減少して、隣り合う年代との差がハッキリ現れます。80才代をピークに、その後の萎縮は軽減して、90才も100才もあまり変化していません。この様な計時的な変化を見るとこの1日10万個という数字はどうも信用出来ません。とは言え高齢になると脳の機能的衰えは確実に起こって来ます。感情や記憶を司る海馬の細胞も60才代では20%が失われると言われています。しかし、高齢になるほど脳の萎縮に個人差がハッキリ出て来ます。その中で100才までしっかり元気で知的な生活をしている人の脳は萎縮も軽く、なにより重要なのは脳全体のバランスが大変よく保たれているのです。特に大脳皮質では6層の円柱が無数に林立している形態をしていますが、その6層の階層がまとまって消失している場合はネットワークにほころびが起こりません。しかしこの消失が地震で見られる様に2階3階だけが崩れた状態になると病的な症状が起きてしまいます。その様な状態になる主な原因は梗塞や血栓や出血等の血管障害です。つまり脳細胞に行き渡る栄養のバラツキや片よりが生まれたり、血液の毒性により脳細胞がやられてしまうからです。ですから、身体の健康を維持する事が脳のバランスを保つ、一番の健脳法である訳です。


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