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身体が乾くシェーグレン症候群

2020.10.10 | Category: 体液

シェーグレン症候群は涙液腺や唾液腺を始めとして、消化器・呼吸器一生殖器等粘液を分泌する全身の組織に炎症が起こり、分泌物が滅少します。

原因は明らかではありませんが、免疫異常によると考えられ、リウマトイド因子等の自己抗体が高い率で認められます。

慢性開館リウマチやエリテマトーデス等、他の膠原病も50%の高率で合併します。

そしてエリテマトーデスと同じように女性に多く(男女比1:9)発病し、好発年齢は40~60歳で、日本では約17、000人の患者がいるとされています。

しかし初発が40歳以上なので、患者の多くは皮膚がカサカサ乾くのも腔粘膜が乾燥してくるのも更年期のせいだと思い込みがちです。

症状が進んで唾液が異常に出なくて食物が飲み込め無くなったり、眼が乾いて結膜炎を起こす等実際に障害が生じて始めて病気と気付くのです。

粘膜の分泌腺がリンパ球によって破壊されてしまう前に治療を始めればひどくなりませんが、完全に治癒する事は難しく、多くの都道府県で難病に指定されています。

ドライアイの症状が強い場合は眼科を、□の中の乾燥症状が強い場合は口腔外科を、全身症状が出た場合は内科の診察を受ける必要があります。

基本的には乾燥状態に極端に弱いので、環境湿度が下がらない様注意する事が大切です。


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