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子宮内膜症

2020.09.04 | Category: 泌尿器生殖器

最近急増している女性の病気に子宮内膜症があります。

NHKのためしてガッテンでは月経のある女性の10人に1人がかかり、患者数は260万人に昇るとありました。

年齢は20~30代が最も多く診察を受けている人は60万人なので200万人の女性が重い生理痛と受け止め市販薬等で済ませている事になります。

子宮は、生理が近づくと排卵に備え子宮内膜の細胞が増殖して子宮壁が厚くなり、排卵が終わると厚くなった内膜が剥がれ落ち体外に排出されて月経になります。

ところがこの内膜と同じ細胞が子宮以外の卵巣、輸卵管、更には膀胱、大腸などの器官で増殖し、生理の時にー緒になって剥がれ落ち、その際に激痛物が腹空内に溜まって炎症や癒着を起すのです。

その痛みは激しく、腹腔鏡で子宮内膜症があると確認された324人のアンケートによると10人にl人が救急車を呼んだ事があり、4人にl人が転げ回る程の痛みで鎮痛剤も効かない程だそうです。

原因は今のところハッキリとは解明されていませんが、

⑴子宮内膜移植説:通常生理の血液は逆流しませんが卵管の方に逆流して腹部に浸潤していきます(ガッテン放送)。

(2)体腔上皮説:腹膜が子宮内膜に変化してしまう。

(3)アレルギー説になります。

この内膜症を治療する時に、経口避妊薬ピルを用います。ブロゲストロンというエストロゲンに拮抗するホルモンを投与することで症状が緩和する事が分かっています。

その事から、ホルモンバランスの乱れが関係していると考えられています。また環境ホルモンとの問題も指摘されています。


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