- Blog記事一覧 -痛風

痛風

2020.08.28 | Category: 生活習慣病

痛風と言えば「贅沢病」と一般に呼ばれています。

「尿酸」が体内で飽和状態になると痛風発作を引き起こしますが、昔は尿酸値を上げる原因が食事である事しか分からなかった為でビールや肉の摂りすぎが原因というのは誤解です。

以前は会社の役員等に多くて「贅沢病」「帝王病」と言われましたが、その観念にとらわれていると「美食や酒を控えれば治る」等と考えて治療時期を逃しかねません。

尿酸は体内で物質が分解された後に出来る老廃物で、食事よりも体内で生産される尿酸の方がはるかに多いのです。

体内合成が80%食品からは20%に過ぎません。

人間が活動するエネルギーが作り出される時には尿酸が生まれ、ストレスの多い生活をする人ほど尿酸を多く排出します。

スポーツでも有酸素運動なら問題ありませんが、筋肉トレーニング等の様な無酸素運動をすると一気に尿酸値も上がります。

痛風になりやすい人と言うのは、仕事も遊びもパワフルにこなす人が多く、心筋梗塞等の虚血性心疾患に多いタイプAの性格の人が、痛風患者にもまた多いのです。

痛風患者の98.5%が男性で、女性は同じ生活をしても痛風になりません。

これは尿酸の排泄を促す女性ホルモンと関係していて、閉経後は尿酸値は多少高くなりますが、それでも本当の痛風は女性ではごく僅かなのです。

治療には体内で尿酸の合成を抑える薬等を用い、食事や酒は控えめに、代わりに水分を充分に。精神的ストレスを解消する事です。


当院のスケジュール