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がんの予後と性格

2020.07.27 | Category: がん

がんになりやすいかどうかは、性格がかなり影響しているという考えはこれまでにもよく指摘されてきましたが、がんを発症して何らかの治療をした後の生存率と性格との関係についての研究はあまりありませんでした。

神奈川県立がんセンターの岡本臨床主任研究員らとQOL(生活の質研究会が、喉頭がん頭頚部がんの患者96人に 対し、入院時に質問紙エゴグラムで性格を判定し、9つのタイブ別に患者の生存率を調べました。

その結果、責任感は強く几帳面だが自己中心的で思いやりに欠けるタイプ7と、過保護で自己主張が弱く冗談や遊びが下手なタイプ8の患者は生存率の低下が早かったそうです。

さらに進行がんの患者57人をタイプ別に調べてみると、タイプ7と8のほとんどが2年以内に、他のタイプは半分が4年間生存しました。

特に、わがままだがあけつひろげで自分の意見を医者や看護婦によく伝える気楽な性格の患者では、5年間の生存率が80%近くになり、やや神経質で悩み事を抱えやすい患者の生存率は中間でした,

がん患者は不安や悩みをため込まずにどんどん医師や看護婦に話し、ストレスを解消してリラックスした方が良く、その後のQOLにも格段に差が出るようです。


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