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がんの痛み

2020.07.21 | Category: がん

ガンになると激痛に苦しみながら死を迎えなければなら無いという恐怖がひときわガンを悲惨なものにしています。

しかし今やガンの痛みはコントロールが可能です。1986年には「WHO方式がん疼痛治療法」(がんの痛みからの解放)が発表されており、今では各国でこの方式がガン患者の痛みの治療法として標準的になっています。この方式では

軽度の痛み=非オピオイド
(アスピリン、その他非ステロイド性消炎鎮痛薬)
軽~中度の痛み=弱オピオイド
(コディンなどの中枢に作用する鎮痛薬)
中~強度の痛み=強オピオイド
(モルヒネなど中枢に強く作用する鎮痛薬)                            )

等を使います。モルヒ本は中毒になるという事で日本では未だに使用を警戒される事が多いのですが、WHOの治療方式に従えば精神的依存は稀にしか生じないと判明しています。

又痛みのコントロールの場合重要なのは患者の余生の長さによって鎮痛薬 を選ぶのではなく、あくまでも痛みの強さによって、出来るだけ経口的に、必要十分な量で使われなければなりません。

しかもガンが末期になってケアを始めるのではなく、ガンと診断された時点から嘔気、全身倦怠、食欲不振対策等と供に緩和ケアを始めるべきで、それでこそ患者のQOLが保証がされると言うわけです。


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