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利用効率という考え方

2020.05.30 | Category: 食事

摂取された様々な栄養素の全てが吸収されたり体内に貯留されているのではありません。

例えば、蛋白質の場合、一部は体内蛋白質に繰り込まれ、一部は燃焼して窒素成分は尿素として尿中に排出さます。

この場合、摂取量に対する体に繰り込まれた量の割合を蛋白質正味利用効率といいます。

また、吸収量に対する体内保有責の割合は生物価と呼んでいます。

蛋白質その物の質や摂取量によって利用効率は変わりますが、食べ合わせや摂取エネルギーの質、量によっても蛋白質の利用効率は違ってきます。

例えば、デンプン質の小麦、米、コーンと比校するとコーンが最も効率が良く、小麦、米の順になっています。またカルシウムとの関係から言えば、蛋白質の摂取質をむやみに増やすと返ってカルシウムの吸収率は低下するのです。

これは、蛋白質摂取量の増大によって腎糸球体濾過率が上昇し、その結果としてカルシウムの濾過率も増加し、更にカルシウムの尿細管からの再吸収率も減少するからです。

ですから、日本人は蛋白質の摂取が増加傾向にありますから、摂取科の少ないカルシウムが更に吸収されにくい事になるのです。

他の栄養素も同じように相互に影響を与え合っています。過食や偏食の弊害は、正に利用効率という視点からも明らかな事です。


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