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バイアグラの作用機序

2020.03.02 | Category: くすり

1998年4月に米国で、ファイザ一社が 開発した経口インポテンツ(ED)治療棄バイアグラが発売され、爆発的な人気を呼び、バイアグラ、シアリス、レビトラなどのED薬の偽薬が問題になっています。多数の輸入代行業者がインターネット上で個人輸入を募ったりしていますがほとんどの業者は問題無いと思いますが中には悪徳業者が存在します。バイアグラの主成分はシルデナフィルで、これは本来心臓の血管を広げ血圧を下げる目的で開発されたのですがそちらの方の薬効はいまひとつで、「困った前作用」として報告された症状が薬効に昇格したものです。勃起のメカニズムは、性的興奮により大脳から陰茎中の化学物質サイクリックGMPを増量せよという信号が出されます。これは海綿体をリラックスさせ、GMPにより局部の動脈が広がり、一気に大量の血液を流れ込ませるのですが、静脈からは常に流出、しかし一時的に血液の流入の方が多い為に勃起が持続します。インポテンツの男性はGMPの分泌、が少ないのか、もしくGMPを破壊する酵素の分泌量が多すぎる為静脈から必要な血液が流れ出してしまうのです。バイアグラはこのGMP を破壊する酵素の的きを弱める事により、勃起を促進させるのです。日本ではバイアグラを処方箋で手に入れられますが中高年、高齢者が快楽追求の為規定量以上飲んだりするケースもあり、心臓疾患や高血圧の薬を服用しているのであれば、医師に相談のない併用は命取りになりかねません。


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