神奈川の鶴巻温泉治療院は医師も推薦する気功治療院です。

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NK細胞とストレス
 

精神神経免疫学は免疫系と心理的社会的要因の関係を明らかにするものです。つまり心と体の繋がりを研究する学問だと言えます。この繋がりを示す例としてがん細胞もやっつける細胞性免疫のNK細胞が様々な心のストレスによってどの様な影響があるか調査した報告があります。それによると免疫細胞数はストレスによって減少する事が分かっています。配偶者の死や離婚や仕事上のトラブルや対人関係の悩みなど日常的によくあるストレスでもNK細胞は減少します。感情を抑制したり、したい事がやれない等の抑制的対処行動でも減少します。また、気分的に落ちこんだり、将来に対する希望が持て無かったり、全てがおっくうになる様な精神症状の時もNK細胞は減少していますし、失感情症でも同様です。このようにNK細胞は大変ストレスに対する感受性が高い事が明らかになっています。この具体的なメカニズムが脳の機能との繋がりによって明らかになってきました。脳の視床下部の前部は副交感神経系を刺激する部位で、休息、生殖等快の感情が伴います。一方、正中部は交感神経系と関係していて、感情的には不快な怒りや恐怖等を感じています。脳の破壊実験で視床下部前部が破壊されると肺臓細胞数、胸腺細胞数の減少、同時にT細胞の増殖反応の抑制や、NK細胞の不活性が認められています。つまり、視床下部の快の感情が伴う部位が破壊されると免疫細胞だけで無く免疫系に深く関与する臓器まで影響がある訳です。現在ではこれらのリンバ系臓器が交感神経系の支配を受けている事も分かり、視床下部や大脳辺縁系との繋がりが明らかになっているのです。

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廃用性痴呆
 

日本人に多い痴呆は第一に脳血管障害による痴呆、次にアルツハイマー病ですが、最近ではそれが逆転して来たとも言われています。しかし、浜松医療センターの金子満雄氏は、はっきりとした病因が見つかるのは全痴呆の7%程度で、大胆にも残りのほとんどが廃用性の痴呆だとみています。脳卒中後に起こる様に見える痴呆も、直接の原因は脳卒中後の生活態度の悪さによる廃用性の痴呆だという訳です。痴呆とは大脳が広範に障害を受けた場合に起こる症候群で、前頭前野、海馬、大脳後半部連合野の細胞が侵されやすいので、原因は違っても痴呆の症状や予後には類似がみられます。その原因というのは広範囲の脳血行障害、広範な脳変性疾患、感染症、萎縮によるとしています。この様な障害は、一過性の心停止や反復された頭部外傷(ボクシングなど)、首を絞められる、廃用性萎縮等によって、大脳全体、もしくは広範囲に虚血状態にならなければ起こり得ないとしています。つまり限局された脳出血や脳梗塞では一部の脳の機能が傷害されても、痴呆に陥る筈は無いのです。従って現在血管性痴呆という診断の多くは信憑性が無いとしています。高齢で発症するとされるアルツハイマー型の痴呆も同様に多くが廃用性の痴呆とみなせるものとしています(アルツハイマー病は高齢では発症しない)。つまり多くの痴呆は、左脳優位、感性・意欲が欠如した生活習慣病と言えるので、ライフスタイルこそが本当の痴呆予防のカギを握っていると断言しています。

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筋肉の老化とは
 

年をとると筋肉置が減るだけで無く、筋線維の構成が変化し、速筋が少なく、遅筋の割合が多くなります。筋肉量が減るのは筋線維が失われるためで、残った筋線維を太くする事は出来ても、加齢による線維数の減少を止める事は出来ません。脳細胞が死んで行くのと同様に筋線維を支配する脊髄から出ている運動ニューロンも変化し、死んで行きますが、するとその筋線維も死んで行くので筋線維の減少は止められないのです。ただし運動ニューロンが死んでも別の運動ニューロンに支配される事があって、そうなればその筋線維は生き延びる事になります。しかし、例えば本来は速筋である筋線維が遅筋を支配していたニューロンに支配される様になると遅筋的な刺激を受けるようになり、速筋が遅筋の様になっていくのです。逆もまた真です。ただ、速筋は遅筋に比べて萎縮する率が高いので速筋の方がより遅筋的になりやすいのです。ところで、骨格筋には、遅筋と速筋それぞれを特徴づけているアイソフォーム(蛋白質の違い)をもっていますが、純粋な遅筋と速筋だけで無く、両方のアイソフォームを持つ筋線維がある事は分かっています。若い人の場合はこの様な混在型の雌雄は少ないのですが、高齢者にはこの混在型の筋線維が多いのです。高齢者では遅筋線維の比率が多くなると言うよりも、むしろ遅筋と速筋の線維が厳密に分けられなくなっている筋線維が増えていると言えるでしょう。

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リンパ浮腫の軽減
 

乳がんや子宮がん、前立腺がん等の手術で胱高やソケイ部のリンパ節を除去した為に、腕や脚のリンパ管の通り道が阻害されてむくむ、「リンパ浮腫」の後遺症で悩んでいる人が2万人以上と言われています。リンパ液はバイパスを使って少しでも心臓に戻ろうとしますが、徐々に組織間隙の蛋白質濃度が高まり膠質浸透圧のバランスが崩れ、血管内の水分が引き付けられ、末端から浮腫が始まります。進行すると蛋白質が変性、沈着して皮膚や組織は次第に硬くなり、体毛も硬くなってきます。この浮腫はマッサージ(リンパドレナージ)によって軽減効果が得られます。一般の求心性マッサージとは異なり、中枢から行うのが原則です。患部にリンパ液が滞留しているので中枢側の滞るリンパ液を排液してリンパ液の通路を確保してから、末梢から中枢に向かってマッサージをします。順番としては体内のリンパ液はリンパ輸送管を介して、頚静脈に入り心臓に注ぐので、頚部のマッサージからはじまり、次に胸腹部、腋窩またはソケイ部、次いで患部の腕は上腕→前腕→手指、脚は臀部→大腿→下腿→足指と中枢側からマッサージするのです。また、蛋白質や脂肪が繊維化している場合は、揉みほぐす様なテクニックが必要になります。浮腫が軽くなった状態を保つ為に弾性ストッキングや腕に装着する弾性スリーブなど外部からの圧を加える事も有効です。合併症として浮腫から菌が入り込み、激しい炎症を起こす蜂窩織炎に注意が必要です。

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食欲調節のメカニズム
 

食欲調節の機能は視床下部の摂食中枢と満腹中枢にありますが、そのメカニズムは、脳液の中にある液性因子と、神経を介する調節によります。食欲中枢を刺激する液性因子としては30種類以上が見つかっています。その内の一つのブドウ糖と食欲調節機構を関係をみてみます。何かを食べると血糖値が上昇して行きます。例え蛋白質しか食べ無くても体内アミノ酸からブドウ糖が合成されますので、いずれにしても視床下部周辺の毛細血管中でもブドウ糖濃度が高くなります。血管壁を通過したブドウ糖が視床下部を被っている液中に入ると、満腹中枢の中のブドウ糖感受性神経が興奮して、満腹惑が生まれます。また摂取中枢側にもプドウ糖受容神経(ブドウ糖により抑制される神経)が働き摂食を抑制します。また、神経を介した食欲調節は味、匂い、色、形、食感等の情報はそれぞれの感覚器で感知され大脳皮質連合野で統合されます。その情報は更に扁桃体に送られ、そこで過去の食体験と照合され良し悪しの情報、つまり快・不快のいずれかに決定されます。快感をもたらす情報は摂食中枢を刺激させ、不快感をもたらすものは満腹中枢を刺激させ摂食を中止させるのです。まずい物を食べると食欲が落ちるのはその為なのです。不快な雰囲気も食べ物と共に快・不快を修飾しますので食欲は減退してしまうのです。

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緑内障はなぜ起きる
 

眼球の角膜や水晶体・硝子体には光の透過性を保つ為に血管がなく、これらは毛様体動脈から浸出するリンパ液からなる眼房水によってのみ栄養されています。眼房水は毛様体で少しずつ作られ、その分少しずつ排出されて常に眼圧は10~20㎜Hgに保たれています。毛細血管圧と連動はしているものの高血圧者の眼圧でも決して高くはなりません。眼房水の出口管がなんらかの理由で閉塞したり細くなって流入と流出のバランスが崩れると眼圧が徐々に高くなってきます。25㎜Hg を越えると、強い眼圧で押されて視神経が障害を起こし、瞳孔が広がって物を見る時に焦点が合わ無くなり、激しい眼の痛みや頭痛・吐き気を伴う緑内障発作を起こします。一刻を争うのは、結膜の充血・浮腫や角膜の浮腫・混濁があり対光反射が消失している場合で、失明の危険がある為深夜でも眼科的応急処置が必要です。緑内障は中高年期以降に起こる事が多く、加齢は緑内障の大きな原因と考えられ、神経質な女性に多く発症します。心身の疲労や睡眠不足等が誘因となり、最初は片方の眼だけですが時間が経つと両方に症状が現れてきます。緑内障かどうか簡単に眼圧を調べるには、患者さんに閉瞼してもらって上眼瞼の上から両手の人差し指で左右の眼球を交互に圧迫し、指先に感じる波動の状態を感じる方法があります。緑内障があれば硬く、石ころを触っている様にカチカチに感じる事が多い様です。

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生活習慣病と遺伝子
 

同じ様な生活や環境であってもある人は病気になり、ある人は健康です。それは偶然と言うよりも、遺伝子のせいだといえます。ヒトゲノムの解析が終わり遺伝子の研究が進むにつれて、ほとんどの病気が遺伝子と関係があると言う事が分かってきています。ひとつの遺伝子の変異や異常が、ある病気と一対一の関係をもつ遺伝性の疾患は1万種類以上といわれますが、既にその約70%がどの遺伝子に対応しているのかが分かっています。しかしヒトのゲノム配列は個々人で微妙な違いを持っています。それが多型と呼ばれる違いで、一対一に結び付かないまでもある種の病気のなりやすさの原因になっているのです。例えば高血圧の原因には水一電解質代謝の不具合、交感神経系の影響、インスリン関連等が複雑に絡み合っていますが、それら本態性高血圧と関連があると見られる候補遺伝子だけでも20以上があるのです。個人によっては複数の多型を持つ事も多く、そう言う人は生活習慣のリスク(喫煙、肥満など)が相乗的に働いて生活習慣病になってしまいます。ある人にとっては食塩を減らせば血圧が下がるのに別の人では下がり難い、と言う様に個人によって違いが出て来るのもこの遺伝子の多型によるのです。糖尿病をはじめ、生活習慣病と言われる疾患はこの遺伝子の多型が関連している事は間違いない様です。今は遺伝子診断によって自分の遺伝子の型が分かってコントロールの参考にします。

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味覚障害と亜鉛
 

味は味蕾(みらい)で感知されて味神経を介して大脳に伝えられます。ですから、その経路に何らかの障害がおきれば味がわからなくなってしまいます。味覚障害のもっとも多い原因は亜鉛不足によるもので、次ぎは薬剤の副作用ですがこれも体内の亜鉛を薬が吸収してしまうからです。亜鉛不足が味覚障害を起こすのは味細胞の特徴と関係があります。味蕾のある味細胞は大変新陳代謝が激しい細胞なのです。この様な細胞は新生細胞に必要な蛋白質合成が盛んに行われているので、その合成に必要な酵素が充分に供給されなければ合成は上手く行きません。この酵素には亜鉛が必要です。その為、亜鉛が欠乏すると、味細胞の様な蛋白質合成の盛んな細胞が真っ先にやられてしまうのです。亜鉛は身体の微量金属元素の中で鉄に次いで多い金属です。成人男子で約2gあり、50%は血液中に、骨や皮膚に25%、その他は、膵臓、眼、男性性器や精子中に見出されます。膵臓に亜鉛があるのはインシュリンの構造の一部であるからです。ですから糖尿病患者は亜鉛不足に陥りやすいのです。現在までに100種類以上に昇る亜鉛酵素や亜鉛蛋白質が発見されているように、身体にとって非常に重要な微量金属元素と言えます。特に中高年者は亜鉛不足に陥り易いといわれています。インシュリンを大量に必要とする食生活や亜鉛を尿で流してしまうアルコール。また、複数の薬剤服用、冷凍野菜や加工食品のポリリン酸の様に亜鉛と結合しやすい添加物等も亜鉛不足を加速させているのです。


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抗ウイルス剤
 

ウイルスに効く薬は無いというのが一般的ですが、インフルエンザ関しては効果があるとされる薬が認可されています。抗インフルエンザウイルス薬としてアマンタジン(製品名シンメトレル)という薬がありましたが、A型のインフルエンザウイルスにしか効かない事や、副作用が強い為に使用が限られていました。その後認可されたザナミビル(製品名リレンザ)はA、B型全てのタイプのインフルエンザウイルスに効果がある事、ほとんど副作用がないという事で使用が盛んになりました。発症後48時間以内だったら発症期間を短くすることができます。海外の臨床試験ではザナミビルを投与していると症状が軽い事、症状の緩和が早いこと、解熱作用が優れている事、インフルエンザによる合併症が少なくなる(抗生剤の使用が少なくて済む)こと、副作用がほとんど無い事、等が実証されています。またウイルスの変異に影響されずに効力を発揮する事等の利点もあります。予防的に使用しても有効です。ただこの薬は投与方法が経口ではなく、吸入する方法をとります。薬を吸入する方法は喘息以外にはあまり無いのですが、ザナミビルの場合吸入する事で薬が感染部位の気道に直接作用するので作用が早く、全身への影響が少なくてすむのです。その後スイスのロシュ社から発売されたオセルタミビル(製品名タミフル)に今は代わり使用が頻繁になっています。しかしオセルタミビル乱用により耐性の問題が明るみになり、抗ウイルス剤の本当の発現はまだ道半ばです。

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みかけ体の柔らかい人
 

ストレッチ運動の必要性はその柔軟な筋肉に取り戻す為に行われ、ウォーミングアップやクールダウンとしてスポーツでは欠かせません。例えば、ジョギングを暫くすると上体を真っ直ぐに保つ為に直立反射が働き、背筋群の緊張が高まりますので、背筋群の柔軟性は失われて、立位体前屈の可動域は低下します。そこで背筋詳を伸ばす為のストレッチを数回繰り返すと柔軟性が回復します。また、もう一つストレッチの重要な役割として、筋紡錘への働きかけがあります。筋紡錘は筋肉の伸びをキャッチするセンサーの働きをしていますので、神経を介して脳に筋肉がもっと伸びたいという指令を送ります。このストレッチの運動により筋肉と脳との命令のやり取りが続けられる事で、より円滑な運動が出来るようになります。ところで、見かけは筋肉が柔らかである様に見える事があります。運動を余りしない中高年者の中で特に肥満傾向のある人にその様な事が起こりますので要注意です。立位体前屈をすると床に手のひらまで着いてしまう様な場合です。これは生まれつき筋肉が柔らかなのでは無く、単に背筋群の張力が低下して背筋の抵抗力が無い為に、前屈に無抵抗になった為に曲がる様になるのです。ですから柔軟でありながらしっかり張力レッチだけでは無くある程度の負荷のある運動も必要な訳です。

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アレルゲンを食べて治す
 

その昔、中国の漆職人は子供の頃から毎日漆を舐めて漆にかぶれ無い様な体質を作ったと言われています。医学知識が無くても経験に基づく知恵で、アレルギー物質を経口で摂取するとアレルギー反応が出にくいという「経口免疫寛容」を利用していたのです。腸管は食べ物の栄養を吸収し同時に病原体は排除するという相反する働きがあります。食餌として摂られた蛋白質は異物ですが、腸粘膜から吸収される時は過剰な免疫反応を抑える抑制T細胞が働き、lgE抗体や感作リンパ球が作られない仕組みになっています。食品アレルギーはよく乳幼児に見られますが、乳幼児の腸管免疫系は充分に完成していない為、免疫系に存在するアレルギー抑止機構が上手く働かないのです。アレルギー疾患の治療に取り組む東大医学部の奥平医師は、この「経口免疫寛容」を応用して、気管支喘息の患者17人にダニ成分入りのカプセルを経口投与する実験を行いました。約12週間毎日飲んだ思者たちの半数が喘息発作を起こさ無くなり、後の半数も症状が軽くなったと言います。アメリカでは慢性関節リウマチや多発性硬化症といった自己免疫疾患の患者に自己抗原の経口投与を行い、FDA(米国食品・医薬品局)の認可も下りて治療が本格化しています。ダニの様な原因物質丸ごとで無くても、抗原を細分解し部分に手を加えた人工物質でも同様の効果があるのです。免疫病の治療法の一つとして大いに有望視されています。

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乾癬
 

アトピー性皮膚炎と同じ様に免疫が関与していると考えられている皮膚病に乾癬がありますが、はっきりした原因は不明です。乾榔には尋常性乾癬が最も多く、中には難病指定されている膿胞性乾癬があります。患者さんは10万人と推定され、働き盛りの人に多く、2:1の割合で男性に多い疾患です。乾癬は慢性非伝染性の皮膚病で、炎症性角化症の代表的なものです。皮膚の真皮部分で起こる「炎症」と、皮膚の表皮や角層も分厚くなる「角化症」が同時に起こって来る皮膚症状を指します。正常な皮膚細胞の新陳代謝は、約28日かかりますが、7~10倍の速さで分裂増殖し表皮が分厚くなります。結果としてうろこ状の鱗屑(りんせつ・かさぷた)が形成される事になります。爪を含む皮膚の全ての部位に現れ、特に症状が出やすいのは、肘、膝、腰、頭等です。激しい痒みと、ボロボロと剥がれ落ちる鱗屑を伴う赤斑あるいは平らな盛りあがりを特徴として、痛みを伴う場合があります。最近の研究で角層を調べたところ、そこに白血球を引き寄せる活性物質を沢山見つけたのです。この物質は免疫反応の結果できる「活性ペプチド」という物質である事が分かり、そこで臓器移植の際に拒絶反応を抑える為に使われる免疫抑制剤「シクロスポリン」が、この病気に効く事が分かり免疫が関与していると考えられているのです。働き盛りの男性に多いこの疾患は症状が人目に付きやすい割にはあまり知られていない為、社会的な偏見が生まれがちです。

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ショック症状
 

ショックと言う状態は、突然おこる身体全体の末梢循環不全によって起こる症候群の事を言います。ショック状態の身体的症候としては四肢冷感、冷や汗、意識障害、チアノーゼ、頻脈、呼吸困難それに血圧低下等が現れます。その原因、発生機序、血行動態等から次ぎの様に分類されています。発熱、嘔吐、下痢、外傷、出血等で急激に循環血液量が低下する為に血液や 血漿の減少、脱水等によるものを低容量性ショックと言い出血性ショックがその代表です。また心筋梗塞や重篤な不整脈が原因で心筋障害や心臓や血管の圧迫閉塞によって起こる心原性ショック。主にグラム陰性桿菌のエンドトキシンによって起こる細菌性ショック、敗血症ショックとも呼ばれる事もあります。また、循環血液量を超えた血管拡張が起こり、体内の血液分布がまばらになってしまい、相対的に循環血液量が低下してしまう血管運動性ショックがありますが、その代表的な物がアナフィラキシーショックです。この血管運動性ショックを起こす中には麻酔や脊髄損傷、ワクチン、ペニシリン、更に消化管に出血を起こすワーファリン、ステロイド剤、アスピリン等の薬剤の服用でも起こる事があります。更に急激な疼痛刺激によっても起こる事があります。この疼痛刺激によってもショック症状が起こると言う事は、施術する者として常に留意する必要があります。ショック症状が起こった時には、直ぐに呼吸、血流量、血圧等を安定させる事が必要なので、迷わず救急車を手配する事が重要です。

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プリオンを覚えていますか
 

BSE狂牛病は牛の脳がスポンジ状になって死に至る病気です。原因になる病原体は異常な蛋白質プリオンで、人の範型クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)と関連があります。このプリオンは通常の加熱調理や、沸騰した湯で30分以上煮ても感染力は失われません。またホルマリン液に3時間つけておいても平気ですから、人間の消化酵素でも、ほとんど分解できないのです。プリオンには、正常型と異常型があり、異常型プリオンが脳の神経組織に蓄積し、細胞を破壊するのです。人や牛、羊といった哺乳類には、元々体内に正常型のプリオンを持っているのですが、その役割は分かっていません問題なのは、プリオンを構成するアミノ酸の80~90%が、どの動物でも共通している為に、生物の種を超えて感染するというのです。ですからプリオン病で死んだ羊の肉等を動物性飼料として牛に与え、その感染した牛を人が食べてしまった為にこの悲劇が始まったと言われています。狂牛病などのプリオン病の原因となるのはPrPと呼ばれています。脳だけに限らなく臓器において発現が認められているが、特に脳、神経細胞において高い発生をする特徴があります。発病を仮にした場合は神経組織にプリオンが溜まって未だに治療法は無く予後不良の死が待ち構えている恐ろしい蛋白質です。実験では輸血で感染する可能性も指摘さています。

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生まれ付きの性格とは
 

人間のパーソナリティは、生まれ付きの生物学的側面と、生まれてから学んで行く学習によって様々に形作られていきます。その中でも新しいもの好きのノベルティ・シーキング(新奇性探求)の器質は生まれ付きによる違いが明らかな性格のひとつです。ノベルティ・シーキングの強いタイプは衝動的で気まぐれ、短気で浪費家といえます。カーレースやスキーなどのスピードを味わう物やバンジージャンプ等の刺激が大きい物を好み、強烈な刺激を求めるタイプです。一方ノベルティ・シーキングの弱いタイプでは危険を冒すのが嫌いで、あまり環境の変化を好みません。どちらかと言うとストイックで気長といえます。これらの器質の違いは神経伝達物質のドーパミンと関係があります。ドーパミンは気分や意欲を高める神経伝達物質ですが、このドーパミンと結合する受容体の遺伝子に個人差がある為ドーパミンの作用パターンにも個入差が出て来るのです。覚醒剤はドーパミンが絶え間なく出ている状態で、ハイな状態になりますが、ノベルティ・シーキングの強い人は常にハイな気分でいるのだと言えるでしょう。凶悪犯罪者も研究者もこのタイプに属すると言います。またー見格が違う様に見える夫婦でもノベルティ・シーキングは良く似ていると言う事が多い様です。

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眠りには性差がある
 

女性の眠りは男性の眠りとかなり違っています。生物にとっての優先課題は子供を作る事ですが、この課題の大半は女性が分担しています。ヒトの女性は思春期から更年期まで月経があり、生殖活動に伴って脳下垂体ホルモンと女性ホルモンの分泌が盛んになります。睡眠を管理する脳の一部は生殖機能をコントロールする脳の近くにあって、互いに連携しているのです。2種類の女性ホルモンの内卵胞ホルモンには眠気を抑える効果があり、逆に黄体ホルモンには眠気を促す効果があって、排卵期を境として月経から排卵までは活動的で眠気が少ないのに対し、排卵後月経前は比較的だるかったり眠くなりやすいのです。一方、男性ホルモンは睡眠にはほとんど影響を及ばさないので、男性の眠りに変化はありません。哺乳類は子宮内で胎児を育て、出産し保育するという一巡の作業が必要ですが、それを側面から支える為睡眠を増やす様脳にプログラムされています。妊娠すると黄体ホルモンの分泌が著しく増えるので、非常に眠くなります。胎児のいる母親が活発に動き回って余計なエネルギーを消耗せず、外敵に出会う機会や心配事を滅らし、流産しない様に筋肉の緊張を緩めるには眠る事が最良の方法となります。ちなみに哺乳期にはプロラクチンと言う催乳ホルモンが睡眠中に分泌されるので、母親はよく眠った方が乳が出やすい仕組みになっています。
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