神奈川の鶴巻温泉治療院は医師も推薦する気功治療院です。

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隠れ水虫
 

自分は水虫では無いと思っている人の中にも実は水虫に感染していると言う人は多いのです。水虫の症状と言えば強い禅み、趾の間のジクジクやカサカサの皮膚症状が特徴ですが、そういう症状の無い痒く無い水虫があります。その様な痒く無い水虫には角化型(足の皮が厚くなるタイプ)と爪に菌が住み付く爪白癬のタイプがあり、角化型は足の裏や踵がガサガサになり、爪白歯では爪が濁ったり厚くなったりします。踵がガサガサでストッキングがすぐに伝染すると言う女性は多いですが、加えて爪が濁ったりしていればほぼ隠れ水虫と言えるでしょう。また老人の中には爪が厚ぼったくなっていても老化現象だと思っている人がいますが、これも爪白癬と言う水虫である事が多いのです。この水虫には塗り薬を使っても爪や踵には浸透し難いのでなかなか治りませんが、菌だけは撒き散らすのでこうした一見水虫でないような水虫も他人に感染させます。しかも同じ白癬菌でも人によって症状の出方が違うので、染された人が痒い水虫になる事もあります。こうした隠れ水虫を治すには皮膚科できちんと診断を受けて飲み薬を処方してもらうしかありません。

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血管の病気とその兆候
 

既往歴、生活習慣病の有無、血液の検査数値等の問診で血管の病気はある程度推測出来ます。しかし、実際の身体に表れる身体の変化は視診や触診がなにより大切です。血管は先天性の異常もあるし、動脈硬化、血栓症、感染、血管の炎症、腫瘍、外傷等様々な原因で障害されます。血管の障害により血栓や塞栓が生じると、血液の循環が阻害されてその先の末梢の部位が虚血になったり、その部位が心臓や脳であれば致命的な梗塞が起こります。また血管に表れる病気は血管が詰まる閉塞性病変だけで無く血管が膨らんでしまう動脈瘤や静脈瘤のような拡張性病変もあります。特に四肢に表れる血管病変は視診が重要です。血行に何らかの障害があれば、下肢などの皮膚に色調の変化(蒼白あるいは紅斑)、チアノーゼ、腫脹、浮腫、硬化、肥厚、乾燥等が表れます。更に手足の先の潰瘍や壊死の形成に進む場合もあります。慢性的な動脈病変の場合には、栄養が障害され足が細くなったり、爪の変形、脱毛もよく起こります。また虚血の状態を知るには重力に抗するように手足を挙げると皮膚は蒼白になり、下げると暗紫色に変色する事もあります。更に正常の足に比べると皮膚の色の回復する時間が長くなります。また、血管の病気がある側の皮膚温はおおむね冷たく、両手で両下肢を触り皮膚の温度の左右差を見る事も大切です。動脈を触知できる脈の強さも左右で違ってきますから、脈を見る事も重要です。この様な視診や触診で四肢に表れた状態は全身の状態を知る上でも大切です。

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ワーファリンに注意
 

動脈硬化や心筋梗塞などの循環器系の薬にワーファリンがあります。この薬は血液凝固に必要な血漿蛋白質合成に必要なビタミンKの働きを抑える事で、血液を固まりにくくさせる物です。しかしこのワーファリンを服用するには細心の注意が必要です。まず服用を忘れると心筋梗塞等の症状が悪化したり、反対に飲み過ぎると出血しやすくなります。更に様々な食べ物、薬の相互作用が大変大きいのです。食べ物の筆頭は納豆で、ビタミンKを多く含む上に納豆菌が腸内でビタミンKを作る為に最も禁忌の食べ物とされています。他にブロッコリー、ほうれん草、トマト、アスパラガス、キャベツ、レタス、海藻類がビタミンKを多く含みます。更に他の薬との飲み合わせに問題が多く、例えばH2ブロッカー系の胃薬を一緒に飲むとワーファリンの分解が遅くなり、その為に薬効が増強され出血傾向となります。効果が増強する物には他にアルコールや解熱鎮痛剤、抗生物質、消炎剤、アスピリン等があって、消化管・鼻・歯茎からの出血、傷口からの多量の出血、月経過多、血痰、赤色またはコーラ色の尿、赤色又は黒色便、立ち眩み、ふらつき、皮膚の内出血等の副作用が出る事があります。歯科治療で抜歯後等は解熱鎮痛剤のボルタレンを処方される事があるのですが、致命的な合併症を引き起こす事もあり、大変危険です。その他糖尿痢、痛風、甲状腺等の薬との飲み合わせも注意しなければなりません。こんな薬が薬の名に値するのか疑問ですが、実際には多くの人が飲んでいる薬なのです。

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糖尿病が最小血管障害を起すわけ
 

糖尿病の三大合併症は網膜症、腎症こ神経障害ですが、これらはいずれも細小血管障害と関係しています。では血糖が高い血液はどうして血管障害を起す様になるのでしょう。最も有力視されているのが蛋白糖化反応亢進説です。プドウ糖と蛋白質は特定の酵素が無くても結合する事が出来ます。血液の中にブドウ糖が沢山あると、それらは蛋白質と結合し、最終的には変化しにくい終末生成物と呼ばれる化合物に落ち付きます。問題はその最終生成物が作られる過程で活性酸素が作られるのです。これらの化合物や活性酸素は血管内皮細胞を傷付けたり、細胞内の脂質を酸化させる結果、血栓を形成したりして血管を閉塞させると言う訳です。ですから当然三大合併症に限らず大血管障害にも繋がり、虚血性心疾患や脳血管障害を引き起こす可能性が高くなるのです。糖尿病患者の虚血性心疾患では胸痛を感じない狭心症や心筋梗塞が多いのが特徴です。更に糖尿病患者の脳梗塞はそうで無い人に比べて2~6倍も発症しやすく、無症状であっても小さな脳梗塞が多数ある場合が多いのです。


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腰痛は腹筋強化で予防
 

脊柱は、前に曲げる脊柱屈筋群の腹筋群と後方に曲げる脊柱伸筋群の背筋群があり、腹筋群30%、背筋群70%の引っ張り合う力で脊柱をバランスよく支えています。中高年になって運動不足や肥満になると腹筋群が弱くなって、30%の引っ張りが保て無くなります。更に腹圧の脊椎支持能力が低下して、立位では腰は反り返って腰背筋群が緊張し腰椎の椎間孔も狭くなって腰痛の原因になります。その腹筋の低下を補うために腸腰筋や大腿直筋に過度の負担がかかります。腸腰筋は腰筋と腸骨筋からなり上半身あるいは下半身を起こす筋肉です。大腿直筋は、膝関節の伸展と股関節の屈曲として働く筋肉です。腹筋が弱くなるとこの筋肉が脊柱の屈筋として働く為です。腸腰筋は腹部の奥の方にあるので触れる事は出来ませんが、大腿直筋の上部の方を触って硬縮が強ければかなり疲労が溜まっていると言う事です。そのままでは腰痛の原因にもなるので、ストレッチやマッサージで硬縮を改善しますが、根本的に負担を軽くするには腹筋群を強化する事です。背筋群は歩いたり正しい姿勢を保つ様にすれば筋力低下を防ぐ事ができますが、腹筋は意図的に鍛え無いと筋力低下していきます。腹筋の鍛え方は仰向けに寝て必ず膝を曲げ、おへそが見える位まで上体を起して2呼吸ほど停止、それを5回ほど繰り返します。膝を伸ばしたままで起き上がると腹筋よりも腸腰筋や大腿直筋に負担をかけ腰痛の原因になります。

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お目付役のサル
 

寝たきりは二人の患者を作ると言われます。つまり介護する人も病気になってしまうと言う事です。被介護者は穏やかで思いやりがあり介護者に対して感謝の気持ちを持っているとは限りません。例えそうでも介護者には大変なストレスがかかってきます。まして我がままで気難しい被介護者の場合は介護者に大変なストレスがかかります。さてストレスの実験に「お目付け役のサル」と言う動物実験があります。この実験では2匹のサルをお互いを見る事が出来、話しも出来る状態で座らせます。1匹のサルには電気ショックを与える様に、もうl匹のサルにはレバーを与えますが、そのレバーを引けば目の前のサルの電気ショックをオフにする事が出来る様にしておきます。つまり、レバーを引く事でもう1匹のサルの不快を救ってあげられるのです。ただし、この電気ショックは非常に微弱で、少し不快になる程度に設定されています。しかし、レバーを操作するサルはその事が分からないので、相手の表情等からその不快さを想像する事になります。この実験は2匹のサルの不安感がどの程度のストレスになるかを調べる為に考案されたものです。この実験の結果、片方のサルの腸管に見事に潰瘍を作る事に成功しましたが、この時潰瘍が出来たのは電気ショックを受けた方のサルではなく、レバーを持たされたサルの方でした。このサルは仲間を電気ショックから救わなけれぱならないと言う責任を強く感じた為に、潰瘍になったと推量できます。この実験でも明らかな様に介護の問題でも言えるのですが相手の状態を正確に知る事がいかに重要であるかと言う事です。

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口腔乾燥症と高齢者の肺炎
 

口の中には300種類以上の細菌が生息している、体の中でも不潔な場所です。口腔内を清潔にする為には常に手入れが必要です。特に高齢者では唾液の量も減り、入れ歯等で歯周病の原因菌も繁殖しやすいので要注意です。唾液の量の減る症状を口腔乾燥症と呼んでいますが高齢者の約40%は該当すると言う統計もあります。これは加齢と共に、降圧剤、利尿剤、鎮痛剤など高齢者が常用している薬によって唾液分泌が抑制される事がある為です。この口腔乾燥症が最近小学生に増えて来ていると言う驚くべき報告もあります。咀嚼の回数の減少やストレス等が考えられますが、何が原因か今のところ不明です。いずれにしても口腔乾燥症は口腔を不潔にすると重篤な病気を誘発しかねません。例えば高齢者の死因に肺炎がありますが、どうやらこれも口の状態と関連しているらしいのです。健康な人でも誤って唾や食べ物が気管に入る事があります。しかし、むせる事で唾液や食べ物は肺に到達する事はありません。しかし、高齢者の場合は喉の慟きもスムースでは無くなり、唾液の量も減少する為に誤嚥が起こりやすいのです。この様な肺炎を誤嚥性肺炎と言いますが、高齢者の肺炎の中でも非常多くなっています。また、口腔内が不潔な状態で睡眠を取りますと、雑菌が増殖して唾液と一緒に肺に入り肺炎を引き起こす事もあるのです。肺炎を防ぐ為には、入れ歯や歯肉の手入れをきちんとする事は当然ですが、就眠前に口腔除菌液等を利用する事をお勧めします。

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抗ヒスタミン剤とH2拮抗剤
 

ヒスタミンは肥満細胞から放出され、鼻粘膜に刺激を与えて鼻水、喘鳴、鼻づまりの原因になります。花粉の季節では抗ヒスタミンの点鼻薬を手放せ無い人も多いでしょう。このヒスタミンその物は1種類しかありませんが、ヒスタミンの受容体には3つのタイプがあります。アレルギーや風邪の時の症状はH1というヒスタミン受容体が引き起こします。ところで、胃潰瘍の薬として使われているのがH2ブロッカー(H2桔抗薬)です。このH2は実はヒスタミン受容体なのです。肥満細胞から放出されたヒスタミンがこのH2受容体のある胃腸の粘膜(壁細胞)刺激を与え胃酸の分泌を促します。ですから肥満細胞からのヒスタミンの放出によって壁細胞は常に刺激が与えられ酸産生を持続的に促しているのです。ですから、この刺激を抑えれば壁細胞が胃酸を作ら無くする事が出来るのです。そこで開発されたH2桔抗薬は胃液の産生を抑える抜群の効果を発揮するのです。従来の制散剤の様に胃液の酸性度を一時的に低下させるのでは無く、持続的に長時間抑える事が出来る利点があります。しかし、胃潰瘍ではヘリコバクターピロリ菌の関与等が指摘されている様に原因その物に対する治療法も考えられて来ており、H2詰抗薬も制散剤もいずれも対症療法という限界がある薬です。また最後のーつのH3受容体は、神経細胞の中にあり、主に腸管において神経系と免疫機構の連絡に関与していると言われています。

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秋に起きやすい季節病
 

夏の太平洋高気圧が弱まり、大陸からの移動性高気圧が張り出してくると、地上は涼しくなってきます。移動性高気圧と高気圧の間に気圧の谷間が出来、寒冷前線となって天気は崩れ、このパターンが繰り返されて、秋は次第に深まっていきます。秋の天気はこの様に高気圧と前線の移動に伴い、急激な気温と気圧の変化をもたらし、これが生体に強いストレスとなるのです。気温や気圧の急激な変化が病気を引き起こすのは、気温の変化で交感神経が刺激を受けて、自律神経のバランスが崩れる為だと考えられています。気圧の低下では、軽いうつ状態に陥って精神不安定になり、問題解決の能力や判断力が鈍ると言われています。秋の季節病と言われる物には、リウマチ、関節炎、古傷等の痛み、精神不安等があります。急に気温が下がると気を付けなくてはなら無いのが、高血圧と心臓血管系の持病を持っている人です。脳卒中の起きやすい気象データによると、前日よりも気圧が下降し、雨の日よりは晴れた日で、1日の温度差が出やすい午後3時から6時の間で、湿度が60%以下の時に多いそうです。この気象条件は、秋が深まって寒冷前線が通過した直後の、寒波襲来の時に一致します。また秋に多発する喘息の発作は、以前は秋雨前線の影響だと思われていましたが、逆に移動性高気圧が来た秋晴れの日の方が、多いと言う事です。

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痴呆予防ドック
 

老人性の痴呆症には脳血管性の物と変性性認知症(アルツハイマー、FTD等)とがありますが、痴呆症の初期の段階では見極めが難しいものです。アルツハイマー病は脳神経の内記憶や理解、判断を担う神経細胞が侵され、約10年間で1400gあった脳が800~900g以下に減ってしまいます。日本で初めての痴呆予防ドックが開設されたのは三重県の津生協病院附属診療所でした。それまで一般の脳ドックで発見し難いと言われていた、アルツハイマーの早期発見が出来る様になりました。検査は、まず点眼検査で瞳孔の開き具合を見ます。トロピカミドと言う薬をアルツハイマーの人に点眼して30分後に調べると、瞳孔が異常に散大します。この現象はアルツハイマー病の9割以上の患者に表れ、そうで無い人には表れません。次に血液検査で、アルツハイマーの発症との関連が確認されている、アポE4とよばれる特殊蛋白質の遺伝子を調べます。このアポE4が発見された人はアルツハイマーになる可能性が高いのです。3番目に、MRIで脳の断層撮影を行い、実際に脳に萎縮があるかどうかを調べます。このMRIでは、まだ症状の表れていない、脳血管の小さな梗塞等も発見出来ます。そして最後に問診で、簡単な計算能力や文章の理解度を調べ、痴呆の兆候が無いか記憶力をチェックします。現在は多くの病院がMRI脳ドックPETによる脳ドック物忘れ外来等開設する様になりました。早期発見は最新の薬も効果が期待でき、生活上で工夫をする事により、脳に刺激を与えて進行を遅らせる事は充分可能ですので周りの家族が早めの検査を受診させる事が大切になっています。

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ADHD注意欠陥多動性障害
 

日本を含め世界各地の子供達がADHDの症状を起こしています。特にアメリカでは子供達の10%、地域によっては20%ととも言われています。ADHDの子供の脳は右前頭前皮質や大脳基底核にある尾状核や淡蒼球が小さくなっています。右前頭前皮質は注意を散らさず我慢する事、自意識や時間の意識の発達に関与します。尾状核と淡蒼球は反射的な反応を抑えて大脳皮質が注意深く慎重な行動をとるのを助けて様々な皮質領域に渡る神経入力を調節する役割があります。この脳がどうして縮小するのか、原因はまだ明らかではありません。色々な研究から神経伝達物質であるドーパミンが感情や運動に関わるニューロンの働きを抑制したり調節したりしますが、その脳の領域で活発に発現するドーパミン受容体とドーパミンを再利用するために取り込むドーパミントランスポーターの遺伝子の変異による遺伝的要因であると考えられています。しかし最近ではダイオキシン類の中に、身体や脳の発達に重要な甲状腺ホルモンの働きを阻害する物質があると言う報告があります。人体に蓄積されたダイオキシンが胎内での発生初期にPPT(1兆分の1)レベルの極微量で発生過程に重大な影響を及ぼし脳の発達に関与していると言うのです。ADHDの原因が何か、早急な解明が待たれます。

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吸入薬を内服すると
 

我が子に喘急用の吸入薬硫酸サルブタモールを飲ませ、殺害を図ったとして逮捕された准看護婦の母親の事件がありました。普通に処方されている、喘急用の気管支拡張剤をお茶等に入れて飲むと死ぬ事があるのかと言う事で、喘息の発作時に「ベネトリン吸入旅」(製品名)を使用している人々から「この薬は安全なのか」と言った問い合わせが数多く殺到しました。基本的には同じ薬でも吸入するのと内服するのとでは体内への吸収量と作用範囲が大きく異なります。吸入薬は専用の吸入器(ネブライザー)に少量入れ、吸気と共に吸い込みます。喘息の薬ならば末梢の気管支粘膜に直接働きかけて、気管支を拡張させます。その働きは局所的なので毎日適量を吸入するだけでは、効果が他の臓器に及ぶ事はありません。吸入用の薬をもし内服すれば、胃腸の粘膜から吸収され、静脈から心臓を介して全身を巡るので、作用が全身に及びます。硫酸サルブタモールには交感神経を刺激する働きがあるので、過度に服用すれば心悸亢進や不整脈を始め様々な交感神経緊張の症状が表れます。吸入する時は用量をきちんと守れば決して危険な薬ではありません。事件であった様に、もし吸入薬を点滴で体内に入れたとすれば、肝臓で分解されてしまう前により強力に直接的に全身の各器官に作用するので、内服の10分の1の量で同じ働きがあり、生体にとっては極めて危険な結果になります。

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禁煙薬
 

タバコの煙には4000種類の物質が含まれ、その中に200種類の有害物質があり、特にタール、ニコチン、-酸化炭素、ニトロソアミン、ベンツピレン、アンモニア等の発癌や粘膜刺激症状を引き起こす物質が含まれています。そのタバコを止められ無くしているのがニコチンで、身体内に非常に吸収されやすく、煙を吸い込んで数秒で脳に達し、ほとんどの脳内神経伝達物質に影響を与えます。不快感を和らげて快感をもたらしますが、一定のニコチンが体内に無いと逆に不安になります。長期間喫煙しているとニコチンが常態化して脳内神経伝達物質の分泌量にも影響を与えます。血旅中のニコチンがある一定量を保っていないと脳細胞の活動レベルが下がり、不安、いらつき、眠気等の症状がでるのです。ニコチンは喫煙終了後約30分で半減するので次の1本が欲しくなります。依存症の人が禁煙すると、24時間以内にニコチン願望、欲求不満や怒り、不安、集中困難、落ち着きの無さ、徐脈、食欲増加の離脱症状が現れます。禁煙補助薬としてニコチンパッチ、二コチンガムという、ニコチン代替療法剤を使い、少量のニコチンを外部から持続的に補給し離脱症状を抑えながら、習慣、癖などの日常生活を含めた禁煙指導をするという方法や商品名チャンビックスの様なニコチン受容体作動薬があります。ニコチン受容体を刺激する事で少量のドーパミンを放出させて離脱症状を減らす薬でバレニクリンの薬理作用です。副作用として抑うつ、自殺行為が一部に見られこれらの補助薬は医師の処方が必要です。

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細胞死と水
 

我々の身体の60%は水で構成されていますが、細胞の内外の水の量はー定に保たれる様になっています。人体を構成する細胞はそれぞれ固有の容積がありますが、その容積をー定に出来るのは容積調節機能があるからです。さて、この容積調節機能として知られているのは細胞膜にあるイオンや水を透過させるイオンチャンネルと水チャネルがあります。またチャネルとは異なるメカニズムで物質を輸送する膜貫通型輸送蛋白をトランスポータと呼んでいます。このトランスポータには、ある特定の物質のみを輸送するユニポータと2種類以上の溶質を同時に同じ方向に輸送するシンポータと、逆方向へと輸送するアンチポータがあります。このメカニズムが破綻すれば、細胞は死んでしまいます。細胞の死に方には二通りあります。細胞死としてよく知られているアポトーシスの場合は細胞から水分が出て行き収縮して死んで行きます。もう一つのネクローシス細胞死の場合は細胞に水がどんどん入り込んで膨張してしまう事で起こります。いずれの場合も、容積調節機能が破綻する事が第1の原因なのです。特に虚血や低酸素状態にさらされた細胞はネクローシスを起す事が知られています。細胞の容積変化の原因となる浸透圧負荷は、多くの疾病によってもたらされます。この細胞の容積調節機能の破綻こそ、多くの細胞病態の姿であり、細胞死に関わっている事が明らかにされつつあります。
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