神奈川の鶴巻温泉治療院は医師も推薦する気功治療院です。

症状別ページ

体液

icon347.gif

生命の海と蛋白質
 

 生命の源である海水には60種類以上の元素が溶けていますが、この物質を溶かす能力こそ水の持っている特性の一々で、これ無くして生命が誕生する事も無かった筈です。1950年代、ハロルド・ユーレイとスタンレー・ミラーが実験で原始地球の海を再現して、水素、メタン、アンモニアの混合物を入れ、いわゆる生命スープをガラス管で20数時間以上放電したところ、8種類のアミノ酸、7種類のカルボン酸が作られ、その後、小さな蛋白質も作られました。蛋白質の種類は人では100万種類はあると言われています。この蛋白質は生命現象に密接な関係を持ち、細胞の原形質の10%内外を占め、酵素や細胞膜の母体にもなり、更に筋肉や血液や毛髪等身体の構成成分の大部分になっています。蛋白質はアミノ酸がペプチド結合で繋がっている高分子化合物ですが、水にコロイド状に溶ける物もあるし、全く溶けない物もあり、身体の各細胞や組織の働きによって多種多様です。アミノ酸から複雑な化学的な工程で作られる蛋白質は水の特性である吸収・移動・化学変化の促進という溶媒の役割無しでは作られないのです。しかし、蛋白合成から生命が誕生したとはいえ、自己複製を促す核酸との関係は生命の謎としていまだ解明されていません。

icon348.gif

体の水分
 

 体の水分は大人で体重の60% (新生児では80%)と言われています。体の水分と言っても細胞の中にある物と外にある物とで分けられ、成分的にも違いがあり、その違いこそが細胞を働かせていると言えます。細胞内液では陽イオンのカリウムイオン、陰イオンのリン酸イオンが、細胞外液では陽イオンのナトリウムイオン、陰イオンの塩素イオンが中心になって浸透圧を調整する事で生体の働きを支えています。細胞内液と細胞外液は2:1の割合で、それぞれ体重の40%と20%になります。その細胞外液の内60%は組織間液で残り40%が体を循環する血液です。体の水分と言えばすぐに血液を思い浮かべますが、血液自体は体重の8%くらい、60kgの人で5リットル程に過ぎません。さて年齢によって水分は変化します。新生児の水分は体重の80%にも及びますが、これは成長する為には生理反応が激しく起こらなければならない為だと言えます。体の反応に関係している物質は水に溶けてこそ働きますが、水分が多くて粘度が低い方が、物質の活性が高まって生理反応が起こりやすいのです。成長する面ではその方が有利になります。ただしその分変化が早く不安定なので、環境に対しての防御は大人より弱いと言う事になります。

icon349.gif

羊水の神秘
 

 受精卵が分裂を繰り返しながら胎芽となり、子宮壁に着床すると直ぐに胎芽の周囲に羊膜が形成されます。羊膜は胎児の成長に伴って細胞分裂を繰り返しながら大きくなり、胎児と羊膜の間の子宮腔に、羊膜上皮から分泌された羊水が次第に溜まって行きます。スペースを作って胎児の運動と発育を肋けるのです。最初は無色・無臭の液体ですが、妊娠末期には胎児の産毛や皮膚、皮脂や胎児の尿等が混じって、白濁したり黄色味を帯びたりします。胎盤は胎芽が着床した時から約10週間かけて完成し、この後羊水は急に量が増えて、妊娠末期には500~1000ccに達します。胎児は妊娠14週頃から羊水を飲み込む様になり、胎児自身の老廃物は胎盤循環を通して母胎へと運び出され、一部は胎児自身の尿として羊水中に排出されます。羊水は多過ぎても少な過ぎても胎児に重大な影響を与えます。羊水過少では胎児と羊膜が癒着したり発育不全や奇形が生じやすく、逆に慢性羊水過多だと早期破水や分娩時微弱陣痛等で母子共に危険な状態に陥りがちです。しかし分泌される羊水量と胎児が飲み込む量はほぼつり合っている為、羊水は常にほど良い量が保たれます。そして分娩時には羊膜に加わる圧力によって子宮口が開き、破水によって産道を消毒し、潤滑剤の働きをして胎児を外界へと送り出すのです。


icon350.gif

血液のバイパスリンパの流れ
 

 動脈側の毛細血管から染み出した血漿は、組織を巡って静脈側の毛細血管に戻ります。この時水分や電解質、アミノ酸等の物質の交流が行われます。しかし全てが静脈に戻る訳では無く、一部は組織の中に染み出したままになります。その染み出した液体が毛細リンパ管に入りリンバ液になるのです。ですから血漿とリンパ液は成分的によく似ているのですが、リンパ液は血漿より蛋白質の量が少なくなっています。もちろん多くのリンパ球が含まれています。毛細血管から組織の間に出る液体は1日に20リットル程度ですが、その10分のl位が毛細リンパ管に集められます。血液は心臓というポンプによって激しく循環していますが、リンパ管にはポンプがありません。その代わり弁があるので逆流しないようになっています。リンパ液の流れはもっぱら筋肉の活動や動脈の拍動に影響されて一方向に流れ、最終的には長さ40cm程の太いリンパ管である胸管に集まって、鎖骨下静脈に注ぎ込んで静脈血と合流します。いわぱリンパ管は血管のバイパスとも言えるでしょう。リンバ管の所どころにはリンパ節があって、T細胞やB細胞、マクロファージ等がぎっしりと詰まって免疫を担う最前線となっています。

 

icon351.gif

髄液が睡眠を調節する
 

 脳脊髄液(髄液)は脳や脊髄を外力から守り、脳の栄養吸収や代謝産物の排泄路としての働きをします。最近の研究で、髄液の主成分であるベータトレースという酵素が、クモ膜や軟膜に働きかけ、睡眠物質であるプロスタグランジンD2を髄液に放出し、そのD2が前脳基底部に作用して睡眠を調節している事が分かって来ました。今まで睡眠調節をするのは視床下部や脳幹だと考えられていましたが、脳の外側にある膜や髄液も関連している事が分かって来たのです。この髄液は大脳の側脳室という空洞に脈絡叢という血管の塊がありここで作られます。この髄液は-定の方向に流れ、第三脳室、中脳水道、第四脳室、マジヤンデイー孔、ルシュカ孔を通ってクモ膜と軟膜の間のクモ膜下腔に出て脊髄と脳に分かれ、その後、頭頂にあるクモ膜穎粒から矢状静脈洞に達して吸収されます。これを髄液循環と言います。一日に作られる髄液は約500ccですが実際に流れている量は約150ccですから、髄液は一日に3~4回ほど交換されている事になります。ところで40~50代で多いクモ膜下出血の検査はCTスキヤンで大部分は分かりますが、出血の少ない場合は腰椎穿刺の髄液検査をして、出血があれば髄液は薄いピンク色になっています。ちなみに脊髄は腰椎-番までですから、その下を穿刺すれぱ中枢神経に刺さる事はありません。

icon352.gif

身体の濾過装置
 

 腎臓は身体の体液や血液をろ過して身体の内部環境を保つ為の臓器で、横隔膜の下の脊柱両側に各1個あります。腎臓にはろ過装置の糸球体と、浄化精製装置である尿細管からなるネフロン(腎単位)があり、一つの腎臓に100万個、2つあわせて200万個が働きます。この組織の数は生まれてから後増える事は無く、25歳では100%働いていますが、それ以降は僅かずつですが壊れて行き、60歳頃になると140万個になります。歳を取るにつれて腎機能が低下して行く事になるのです。糸球体を通る原尿は1日150~200リットルですが、その中にはブトウ糖、ナトリウム、アミノ酸など、身体にとってまだ使える物質が入っています。尿細管では水分とこの物質を再吸収して、原尿の1%が尿になります。この尿細管には糸球体に近い近位尿細管と少し離れた遠位尿細管があり、その役割は違います。近位尿細管では内容を選択する事無く80%を再吸収し、糸球体でろ過され無かった大きなサイズの老廃物や有害物質を輸送体を使って尿中へ捨てます。遠位尿細管では残り20%の原尿を選択的に調節して再吸収します。身体の中にはナトリウムやカルシウムが過剰か不足しているかを感じるセンサーがあり、その指令で遣位尿細管は血液や体液の濃度を調節しているのです。

icon353.gif

水分と老化
 

 人間の体内には多くの水分が貯留されていますが、その比率は年齢によってかなり変化します。新生児ではおよそ80%が水分ですが、成人男性で60~65%です。女性は男性に比べ体脂肪が多い為、55~60%位になり、70歳以上の老人になると水分は50%にまで減ってしまいます。これらの総水分は細胞の中(細胞内液一筋肉や臓器など)と細胞の外(細胞外液一血液やリンパ液や間質液等)に分けられますが、3分の2は細胞内に存在します。老化が進むと筋肉や臓器等が萎縮して細胞の絶対数も減り、細胞内水分の量がかなり減ります。もちろん血液や同質液も減少するのですが、細胞内液の減少が著しいのです。ところで20歳の男性の体脂肪率は平均15%なのに比べ、75歳女性の体脂肪率は平均30%もあります。これは体脂肪が多いという訳ではなく、細胞内の水分が失われた為相対的に脂肪の割合が多くなってしまう訳です。高齢者は体脂肪その物や骨量も減って体重が軽くなっているのですが、水分の減少はよりいっそう激しいのです。特に寝たきり老人の場合、本人が渇きを訴えられなかったり、または本人自身が渇いている事を自覚していない事も多いので、周囲は脱水症に注意する必要があります。

icon354.gif

どうして起こるむくみ
 

 正常な状態では、毛細血管から組織に染み出した血漿は、静脈側の毛細血管やリンパ管に回収されます。その組織旅が回収されずに組織間に溜まったままになったのがむくみ=浮腫です。足を指で押して跡が付く程度の浮腫でも2~3リットルの水が溜まっていると言われますから、当然体重も2~3kgは増えています。原因としてはリンパ管に組織間液が回収されない場合と、毛細血管内の水圧が異常になってリンパ管への回収が間に合わ無かったり血管系に回収される量が減る場合とがあります。心不全による浮腫は静脈血を上手く心臓に運ぶ事が出来ない為で、上昇圧が必要な下腿がむくみます。長時間座っていて下肢がむくむのは、下肢の骨格筋がポンプ作用として働か無い為、静脈血が滞って組織間液を回収運搬出来無くなる為です。また血漿蛋白のアルブミン濃度も水分の浸透圧を決めていて、アルブミンが減ると組織間液を回収出来ないで浮腫になります。ネフローゼでアルプミンが失われたり、アルブミンを作る肝臓が故障すると当然浮腫が生じます。腎性の浮腫では両方の瞼の浮腫、肝硬変等では下肢の浮腫と腹水が特徴です。浮腫なのかどうかは脛骨の様な骨に接した皮膚を指で押しますが、症状が軽い場合は分かりにくいので1分間程押し続ける事も必要です。また痩せた人や高齢者では膝の後ろ側の皮膚をつまんで指の跡が残るかどうかで調べます。

icon355.gif

腹水
 

 お腹に水が溜まる原因には、血漿膠質浸透圧の低下、門脈圧あるいは肝静脈の亢進、Naや水分の蓄積、リンパ液の流出障害、抗利尿ホルモンの増加、炎症性・腫瘍性腹膜疾患等が考えられます。主な疾患としては肝硬変に代表される肝臓の疾患、ネフローゼ症候群等の腎疾患、急性膵炎等の膵疾患、鬱血性心不全や癌性腹膜炎等の腹膜疾患等で、栄養障害でも起こります。腹水には漏出性と溶出性があり、肝臓や腎臓等の疾患では血管から漏出性の透明又は淡黄色の液が出て、癌性の腹膜炎では溶出性の血や膿の混じった混濁した液になります。腹水が軽度の時には自覚症状も少ない為、確認する事が困難です。腹腔には100ml以下の腹水が生理的に存在していますが、触診や打診で確認できる量としては1000ml以上ないと分からないからです。ただ、腹水の量が増加してくると腹部の膨満感や下肢や足背に浮腫が出たり、更に歩行困難や呼吸困難が起こります。打診では患者さんの側腹部の一方に手を当てて、他方の側腹部を指先で叩くと反対側の手に波動を触知する事が出来ます。腹水が溜まる時には、かなり重篤な症状があり、その疾患との関連で起こる症状や尿量や体重の推移にも注意が必要です。

icon356.gif

下痢が起こる訳
 

 消化管で分泌される液は、唾液が1.5L、胃液が3L、胆汁と膵液とで1.5L、腸液が2.4L程で、総量は1日当り約8Lにも及びます。 口から入った食べ物は十二指籐で管内済化の最終段階を迎え、消化液漬けのお粥の様な状態で、小腸の絨毛の表面にある微絨毛にたどり着きます。しかし、その時点では栄養物は中間分解産物でしか無く吸収出来無いのですが、それは腸内細菌に栄養をかすめ取られる事を防ぐ為です。そこで微絨毛の膜面から終末消化酵素(腸液)が出て、栄養物は体内に取り入られるのです。それに伴って水分も吸収されます。水分の8割程は小腸で吸収され、大腸へは1日に1、5~2L程が運ぱれます。小腸も大腸も水分の吸収の大部分は浸透圧によりますので、小腸で高い浸透圧のある内容物があると大腸の水分量は増えます。大腸の水分再吸収能力は1日4~5Lですから、それを超えると下痢になります。牛乳等の乳糖の不完全消化によって浸透圧が高まる事で起こる下痢を浸透圧性下痢と呼んでいます。また、コレラの毒素等の様に小腸液の分泌量が亢進する分泌性下痢もあります。これ以外に小腸や大腸の炎症等で水分吸収できる面積の低下でも下痢になります。

icon357.gif

喉が渇く仕組み
 

 身体の細胞の内と外は水で満たされていて、その水は色々な物質を溶け込ませています。物質が水に溶け込んでいる為に浸透圧が出来て、色々な代謝が可能となっている訳です。ですからその浸透圧の調整は非常に厳密で、正常な浸透圧の状態から1%でも上昇すると、元に戻す様な働きを始めます。溶け込んでいる物質の量が変わらずに水の量だけが減れば、浸透圧は高くなります。人の身体は尿や汗だけで無く吐く息でも水分を失いますから、当然外から水分を補わなければなりません。さて身体から水分が抜けて浸透圧がじわりと上がると、視床下部前方にある浸透圧受容器に情報が送られ、渇中枢を刺激します。すると脳下垂体の後葉から抗利尿ホルモンのバソプレシンが放出されます。バソプレシンは腎臓での水分の再吸収を促し、尿を濃くさせます。また渇中枢も刺激されていますから喉の渇きとして感じられ、水を飲みたくなります。つまり水分を吸収して血液を薄めて浸透圧を下げようとしているのです。反対に水分が多すぎると、抗利尿ホルモンは抑えられ、腎臓はせっせと尿を作ります。腎臓は1分間に20ccの尿を作れますから、1時間では1200ccを排泄する事が出来ます。つまり1時間に1200ccなら水を飲む事が出来ると言う訳です。

icon358.gif

身体が乾くシェーグレン症候群
 

 シェーグレン症候群は涙液腺や唾液腺を始めとして、消化器・呼吸器一生殖器等粘液を分泌する全身の組織に炎症が起こり、分泌物が滅少します。原因は明らかではありませんが、免疫異常によると考えられ、リウマトイド因子等の自己抗体が高い率で認められます。慢性開館リウマチやエリテマトーデス等、他の膠原病も50%の高率で合併します。そしてエリテマトーデスと同じように女性に多く(男女比1:9)発病し、好発年齢は40~60歳で、日本では約17、000人の患者がいるとされています。しかし初発が40歳以上なので、患者の多くは皮膚がカサカサ乾くのも腔粘膜が乾燥してくるのも更年期のせいだと思い込みがちです。症状が進んで唾液が異常に出なくて食物が飲み込め無くなったり、眼が乾いて結膜炎を起こす等実際に障害が生じて始めて病気と気付くのです。粘膜の分泌腺がリンパ球によって破壊されてしまう前に治療を始めればひどくなりませんが、完全に治癒する事は難しく、多くの都道府県で難病に指定されています。ドライアイの症状が強い場合は眼科を、□の中の乾燥症状が強い場合は口腔外科を、全身症状が出た場合は内科の診察を受ける必要があります。基本的には乾燥状態に極端に弱いので、環境湿度が下がらない様注意する事が大切です。

icon359.gif

涙がかれる時代
 

 涙は睡眠中には出ていませんが。目覚めている間は絶えず涙腺から分泌されています。その割には汗や唾液や消化液などの分泌液と比べてその量は極燎に少ないのです。1日16時間起きているとしても僅か1mlより少し多い位の量で、1年でもたった缶ビールー本程度にしかなりません。これには感情の高ぶりや刺激物を摂った時等に出て来る涙の量は入っていません。いわゆる悲しくなって「泣く」時は副交感神経の興奮によってドッと溢れてきますし、わさび等の刺激物で鼻の奥がツーンした時は反射的に涙が出て来ます。涙腺は目尻の上方近くにある主涙腺と目の周りに散在している数多くの小さな副涙腺がありますが、全体の90%は主涙腺から出ています。この涙の役割は目の表面に必要な酸素や栄養分やビタミンや成長因子を補給したり、角膜や結膜を絶えず潤す事で細菌感染を防ぎ、異物を除去しているのです。最近、目の使い過ぎでドライアイになる人が増加して人工涙液が市販されていますが、成分的には完全なものではありません。しかし医療用では既に血清を用いた涙液で劇的な治療効果が確認されていますので、いずれ細胞成長因子等の必要成分を含んだ人工涙液が開発されるでしょう。人工涙液は目を酷使する時代が産んだ副産物と言えます。

icon360.gif

汗の巧妙な仕組み
 

 汗をかく最も重要な機能は体温調節ですが、大体体重70kgの人が100gの汗をかくと、その気化熱で体温が1℃上昇する事を防ぐ事が出来ます。汗には運動や外気の温度で出る温熱性発汗と、緊張すると出る精神性発汗とがありま。す。いずれも発汗を促す中枢の興奮が神経を通って汗腺に伝えられますが、脊髄を下降して側角の感神経経由でいきます。通常自律神経は交感神経と副交感神経がお互いに桔抗しながら働くのですが、汗腺には交感神経だけが関与しています。ただし普通交感神経の末端から出る神経伝達物質はノルアドレナリンですが、汗腺に分布する発汗神経は副交感神経の伝達物質であるアセチルコリンで、これは例外的な事です。何故この様な事になったかと言うと、通常の発汗はエクリン腺ですが、もう一つの発汗作用のあるアポクリン腺の働きと重なる事を防ぐ為だったのです。アポクリン腺と言えば性的な刺激を誘発するフェロモンとして働いています。その末端の伝達物質はアドレナリンになっているのです。このアドレナリンは元々感情の高ぶりや性的刺激によってより興奮性を高める働きと連動しています。ですから通常の体温調節の為の発汗がアセチルコリンである事は、汗をかく度に性的興奮が誘発されない様になっている巧妙な仕組みなのです。

icon361.gif

健康は楽しい食事から
 

 唾液は、咀しゃく、味覚、消化、口腔粘膜の保護等体にとって大変重要な役目を持つ分泌液です。その唾液成分は気持ちの持ち方でかなりの違いが出て来ます。食事の時にリラックスして楽しく食べている時は副交感神経が働いて量が多いサラサラした漿液性の唾液を出します。この時歯髄からベーターエンドルフィンが生成され、この物質が唾液の免疫を高め、虫歯や歯周病を予防するのです。緊張や不安がある時は固唾を飲むと言う様に交感神経が興奮して量が少ない粘った唾液になり、ベーターエンドロフィンの生成が阻害されて唾液の免疫能は低下し虫歯になる事が分かったのです。また最近では食品添加物に含まれるDNA変異を起こさせる発癌物質を唾液に30秒浸すだけでその毒性が低下する効果がある事が分かりました。これは唾液の中に含まれるペルオキシターゼと言う酵素が無毒化するからなのです。しかし、この酵素は体が疲れたり、ストレスがあると著しく活性が低下します。食事をする時は一口30回は噛んで唾液と良く混ぜる事と、気持ちはリラックスして楽しく食べて、質の良い唾液を出す事が健康の第一歩です。

icon362.gif

おしっこで分かる事
 

 赤血球は出来てから120一日位で柔軟性が無くなると毛細血管を通れなくなり肺臓の細胞で分解されます。赤血球にぎっしり詰まったヘモグロビンは分解されてピリルビンが出来ます。ビリルビンはそのまま排泄される訳では無く、肝臓で代謝されて胆汁になったり、一部はウロビリノーゲンとして水に溶けやすくなって尿の中に排泄されます。ウロビリノーゲンは無色ですが、酸化すると褐色になってウロビリンになります。このウロビリンが尿の色を決めているのです。1日に出来るビリルピンの量は大体一定ですから排泄されるウロビリノーゲンは尿の量によって増減する事はありません。ですから尿の量が増えればウロビリノーゲンの濃度は薄くなり、尿量が減れば濃度は濃くなるという訳です。ところが肝臓疾患などでピリルビンが肝臓で代謝出来なくなるとウロピリノーゲンが増えて尿が暗褐色になります。また胆石などで胆汁が十二指腸へ出る事が出来なくなると直接ビリルピンが血液に逆流する様になります。すると腎臓でろ過されて尿の中に直接ピリルビンが出てきて赤褐色の尿になるのです。この時黄色く泡立ちます。ヘモグロビンや赤血球が直接混じれば鮮紅色の、いわゆる血尿となります。また尿が自く濁っていれば膿が混じっていると考えられ、尿路化膿性の疾患が疑われます。
  • 所在地〒259-1137 神奈川県伊勢原市笠窪383-3
  • アクセス小田急線 鶴巻温泉駅より徒歩8分
  • 責任者溝口 潔
  • 営業時間9:00~19:00 / 年中無休
メールでお問い合わせはこちらから

ページ上部に戻る